母の日パーティー2022

ゴールデンウィーク最後の日は母ちゃんと二人で厚田方面へ出かけた。

まずは厚田の戸田記念墓地公園。

はじめて来た。想像以上に桜だらけで素晴らしかった。あいにくの天気だが、車に乗ったままで最後まで見られるので全く問題ない。

こんなふうに桜のトンネルの下を車で走れる。ほとんど人もいなかったので快適な花見を満喫できた。

その後、厚田漁港の朝一に行き、ホタテとタコ足、数の子、身欠きニシンの燻製なるものを購入。車の中で早速、身欠きニシン燻製をつまんでみると絶品だった。これは間違いなくリピート決定だ。

厚田を後にした頃から晴れてきた。次の目的地は当別。ウドがそろそろ生えてくる頃だ。

ここも誰も来ない大切なポイントなので、食べられる数だけ採って一年後の楽しみにしておこう。

タラノメが大量にあるポイントも見つけて大興奮。

母ちゃんは手首の骨折の影響で崖をよじ登る事は出来ないがいいものを採っていた。

今年も母の日は山菜の天ぷらと刺身で日本酒という、我が家の毎年恒例行事も無事に出来る事に感謝ですなあ。

月形温泉で汗を流し、中小屋ソフトとうきび味でカンパーイ！

この時点で12時。実に充実した午前中だった。

夕方から今回ゲットした食材で母の日パーティーを開催した。

今年のゴールデンウィークも楽しくすごせました。

雨上がりキャンプ

桜の木の下で二日間キャンプが出来る予定だったが、初日はとても寒い上に雨が降っていた。

今回から登場の新幕ロゴスカーサイドオーニングを濡れ鼠になりながら設営。雨のキャンプは嫌いではないが、後片付けがちょっと…

濡れ鼠ならぬ濡れた犬は、犬用の椅子があるのに何故か白い椅子を好む。やめてー！

雨音を聴きながら炭火焼きを楽しんだ。

頂いた大好物のそら豆は劇的に美味かった。

我が家の定番つくねピーマン。

翌朝もっと強い雨になった。

雨に濡れる桜をぼんやり眺めてうたた寝をした。こういうのも悪くないが、やはりキャンプなんだから外がいいな。

昼頃に雨が上がって青空になった。

ああ、待ち望んだ青空だ。

みんなはセイコーマートに買い出しに、私は自転車で山へ山菜採りに出発。

雨上がりの絶景。

以前採ったポイントは断崖絶壁なので、ぬかるんで危険そうだから諦めた。やみくもに探そう。

ハートキャッチプリキュア〜、さあ〜、みんなで〜、ハイハイ！

危険な動物と出会わないように歌を歌いながら道無き道をゆく。

時々ハッと息を呑むような景色が現れる。

やみくもはとても楽しい。

真っ青な鳥がいた。何という鳥かは分からないが、自然のものではないような鮮やかな青色だった。

さて山菜採りしなきゃ。

これは柔らかくて美味いやつだ。

アイヌネギも発見。

キャンプ場に帰ってから、ジンギスカン焼きうどんにどっさり投入して食べた。

そして私の中でのメインイベント。

豚足。

幼い頃、家の隣にケンという雑種犬がいて、私にとても懐いていた。当時の犬は外で飼われていて、飯は残飯というのが当たり前であり、ケンもそんな感じだった。

ある日我が家で骨付きソーセージみたいなものを食べて、その骨をケンにあげることにした。ケンは喜んでバクっとかぶりつき、両手で器用に骨を持って、あっち向きこっち向き、ゴリゴリ削るように食べていた。その姿を何だかワクワクしながら観察した。

食べ終えると、私を見上げ、こんなに美味いもの食ったことないという表情をした。ケンと強い絆が出来た気がした幼い頃の思い出。

普段はドッグフードのみの我が家のワンちゃん達にも骨をあげて、どんなリアクションするのかがメインイベントである。

豚足の骨をあげてみた。やはりあっち向きこっち向きゴリゴリ削るように食べて、食べ終えると私を見上げ、こんな美味いもの食ったことないという表情をした。

ワンちゃん達の反応を見ながら飲むビールはいつもより美味かった。

絵を描く週末

昨年目星をつけておいた誰も来ないであろうキャンプ場に来てみた。母ちゃんは仕事後に同級生と飲み会、次女はお友達と遊園地で一日中遊ぶため、長女と二人で来た。

すぐ目の前に湖があり、たくさんの白樺に囲まれている何とも美しい場所だった。

天然の着火剤まつぼっくりがたくさんあったので、それを拾い集めて焚き火をした。白樺の枯れ枝をポキポキ折って追加すると、火は風に煽られて勢いよく燃え上がり、同時に香水のような良い香りが立ち昇った。そして不思議な事に白樺は燃やすと跡形もなく消えてしまう。

ふと横を見ると恍惚として焚き火を眺めている方がいた。

動物なのに何故か焚き火大好きなワンちゃん。

長女は全然暖かくならないUSB電気毛布を膝掛けに絵を描いていた。

寒くなってきたので一足先にトレーラーに入って夕食の準備をする事にした。

今回のキャンプ飯はしゃぶしゃぶ。

ばあちゃんが作ってくれた炊き込みご飯。

ふきのピリ辛煮。

さて、そろそろ中に入って飯にしようぜ。

絶景を見ながら食うしゃぶしゃぶはなかなかのものだ。

やっぱり、ソラチしゃぶしゃぶのたれですな。

エリンギ美味し。

食べ終えて再び外に出た。陽が沈んでいくのを見てからの…

お絵描きタイム。

川島治療院公式LINEスタンプの制作中です。

しかし酔っ払っていたためほとんど進まずに8時頃就寝。

翌朝は日の出と共に目覚めてワンちゃん達と近所を徘徊してから、モーニングコーヒー。

今シーズンもキャンプいっぱい出来るといいな。

春がきた

アイヌネギを採りに静内まで行ってきた。

ここはほとんど人が入らないポイントであり、時期があえばかなりの上物がわんさか採れるのだ。

おお、すぐに発見。

刃こぼれしたテーピング用のハサミを使って二枚葉で茎が太いもののみ採集していく。今回は少し時期が遅かったので、ほとんど葉が開ききっていたがこれはこれで良いだろう。

アイヌネギに囲まれて幸せそうな母ちゃん。鳥の声と小川のせせらぎを聴きながら山菜採りを40分ほど楽しんだ。

そして帰ってからのお楽しみタイム。

採ってきたアイヌネギ、コゴミ、新冠の道の駅で買った極太アスパラ。これらと味が濃いめのタレ系焼肉を一緒に食い、大人はビール、子供達はおにぎりにかぶりつく。次女はおにぎり5個食べた。

カンパーイ！

去年、猫の額ほどの我が家のベランダを母ちゃんがDIYでミニビアガーデンにしてくれた。風もかなり防いでくれて、とても快適だった。母ちゃんはスキーウェアと毛糸の帽子という重装備だが。

うむ、コレコレ。

甘じょっぱい肉に、サッと炙った天然アイヌネギ。口内いっぱいに広がる春の香りを楽しみ、その余韻が残るうちに冷えたビールをグビビ。

肉汁とタレが炭に落ちて焦げた匂いもまた良い。

あ〜、春がきた春がきた。

最高の贅沢ですな。今年は冬が厳しかったためか、例年より一層有り難く感じた。

気の赴くまま

水曜日午後。車の点検兼タイヤ交換で琴似にあるディーラーまで行ってきた。所要時間は1時間半くらいとの事だったので、時間潰しに自転車を持っていき、周囲を気の赴くまま散策する事にした。

琴似発寒川という川の川縁に自転車道があり、どうやら山の方へ道が続いているようだった。

梅が咲き始めていた。すぐ近くには桜の木らしきものもあり、ここは梅と桜を同時に楽しめる公園のようだ。

美しい夕暮れ時の公園の自転車道最終地点まで行くと、「平和の滝　1キロ先」という青看板が目に入った。今度はそこを目指す事にした。道は激しい上り坂になり、ダンシングで登っていく。

民家がなくなり、雪が道の端に残る山道になった。目的地近くのしばらく使われていないであろうどぎつい色のバラック小屋が所々にあるところを通過しようとした時、笹藪の手前で見たことない犬のような獣がじっとこちらを見ているのに気付いた。

犬ではない。キツネでもない。鼻先は尖って細く短く、黒い。体毛は灰色がかった黒で半分くらい抜け落ちているが、残った体毛が結構長いので健康ならばモフモフの生き物であるのが想像出来た。

これはきっとタヌキだ。北海道にもいるって聞いた事あったけど実際見るのは初めてだった。

私は自転車を降りて写真を撮るべくスマホを構えてゆっくり近づいた。獣は動かない。

そして、すぐ近くに白衣みたいな上着を着た中腰の中年女性がいたのに気付きビックリ仰天した。バラック小屋の影になって全く見えなかった。女性の視線は獣に向けられ、中腰のポーズのまま掌をこちらに向け静かに動かしている。動かないでと言っているようだ。

しかし次の瞬間、獣は背中を丸めてとぼとぼと笹藪の中に入って行ってしまった。あ、申し訳ない事したかな。

私は女性の方は見ずに軽く会釈だけしてその場を立ち去った。

ようやくたどり着いた山頂は一面雪だった。

気温は下より10度以上低いだろう。汗みどろになった身体には心地よかった。

パーカーを脱ぎ、ヘルメットをとってしばらく滝の音を聞きながら涼み、無糖のレモンティーペットボトルを一気飲みした。

水芭蕉が群生している綺麗な所だった。

帰り道、先程の女性がいたバラック小屋の周囲を見てみると、逆光でシルエットしか見えなかったが外に数名の男女がいて、全員が森の方を見ていた。やはりあの獣は何か特殊な獣だったのだろうか。遊星からの物体Xだったのであろうか。もしくはレアなポケモンで、あの女性がゲットしようとしていたのだろうか。色々想像が膨らませながら、約束の1時間半後ピッタリにディーラーに到着した。

うむ、今回も気の赴くままコース、予想外盛りだくさんの心身共に喜ぶ冒険だったな。

［追伸］

気の赴くままといえば、母ちゃんの鍼灸コース徐々に復活させていきます。薬局勤務で漢方薬の勉強はまだ続きますので、平日午前のみですが。「身体のお手入れコース」です。大きな不調や痛みがなくても、何となく不調という方にオススメのショートコースです。

私もやってもらってます。ソフトな短時間の刺激と、気が赴くままというスタイルの施術は、身体が喜ぶという事を私は実感出来ました。(痛みや大きな不調があれば、ショートコースではなく全身調整がオススメです)

札幌でお買い物

色々買い揃える必要があり、家族で札幌に行ってきた。

厳しい冬を終え、穏やかな春の昼下がりの札幌は札幌らしく美しかった。

やはり大都会ですな。

私が巨大なリュックサックを背負い、家族が買った品々をそこへ放り込んでいく。リュックサックに圧迫される背中が汗で濡れた。

本日の用事を済ませた。美術予備校を16:30に終える長女との待ち合わせまでまだ少し時間があるし、喉も乾いたので軽く飲む事にした。

次女のリクエストで赤れんがテラスのザンギ専門店で軽く一杯。

これは美味いザンギだった。

長女とホテルで合流し、晩飯を食いに夕暮れのススキノへ。

おお、いい雰囲気。

古い雑居ビルの中にある大衆居酒屋に入ると窓からノルベサの観覧車が見えた。

ここは本マグロが美味かったが、ビールのジョッキが小さいので場所を変える事にした。

家族会議の結果サイゼリヤに。これはでかいワインですな。

グリーンピースのサラダ、これが今回一番美味かった。

翌朝、ホテルで朝食をとってから

タピオカドリンクを飲んで、今回のメインイベント、長女の新しい学校で使うらしいパソコン購入に向かった。

絵を描くのにはそれなりのスペックのパソコンが必要なようだが、絵を描く仕事をするという自分が果たせなかった夢を、偶然にも長女が追っているので喜んで投資した。

自分が再び夢を追っているように錯覚する。

本人にはそんなこと何も言ってないが。

悔いないように頑張ってもらいたいものです。

リフレッシュ週末

金曜日、柔道整復師学校時代の同級生が久しぶりに訪ねて来てくれた。6年ぶりくらいのようだ。

彼とは何年も土日潰して共に勉強会三昧の日々を送った。今は柔道整復師ではない仕事をしているようだが、忙しそうで何よりだった。

野幌の街の居酒屋で、かりっと焼けた砂肝串を齧り、冷たい生ビールを胃袋に流し込んだ。うーむ、これぞ家庭では再現不能。さすが居酒屋。お互いの近況報告や忘れかけた昔話をしてリラックスしたひと時を過ごした。

土曜日、家族で登別温泉に行く事にした。

高速道路をちょっと手前の白老で降りて、お気に入りの「スーパーくまがい」でつまみを購入。このスーパー、酒にバッチリ合う手作りつまみがたくさんあるのだ。湯上がりにネットで買った5リットルハイネケンでこれらをやる手筈である。

宿は一番大好きな雅亭。

白濁した湯は底に泥みたいに温泉成分が沈殿しており、それが手ですくえる程濃厚である。

は〜……交感神経スイッチが切れる。この湯に入いると身体が喜ぶ気がする。

さてさて宴会開始ですな。

白老サーモンやヒラメ、ぶりの切れっぱし。かなりのボリュームで新鮮で美味い。

イカの三升漬け。

名物の骨付き鶏肉の照り焼き、つきこんにゃくのタラコ和え、中華クラゲ、数の子チーズ和え、寿司。

どれも期待通り美味い。これらをつまみにハイネケンを飲んだ。

BGMはもちろん、母ちゃん推しのボーイズグループ、ビーファーストである。

完全にペース配分を間違え、夕食バイキングの時間にはもう腹一杯。締めのラーメンをすすって、小さなスイーツを数品をとって終了とした。

部屋に戻ってまったりタイム。

Wi-Fiが通じず退屈した次女がマッサージしてくれた。

ああ、マッサージも良いもんですな。Wi-Fi通じなくて良かったわ。

とてもリフレッシュできた週末でした。