この連休はみなさん忙しそうなので一人旅に出る事にした。
追分から高速道路に乗り帯広方面へ向かう。4キロ級のトンネルが何個もあって、油断するとトンネルの照明に吸い込まれそうになるので結構苦手な道だ。
占冠あたりからどんより曇り出した。音更帯広で高速道路を降りると地面に水溜りがあったので、こちらは雨だったのであろう。新しく出来た道の駅でトイレ休憩をとった。外はパーカーだけでは寒いくらいだった。
巨大で新しい道の駅。食べるところがたくさんあって、野菜の直売コーナーも物珍しい野菜がたくさん。
なつぞらの展示もあった。
残念ながら腹が減っていたので急ぎ足でチラ見して、次の目的地に向かった。
帯広といえばこれですな。
やはり美味い！
帯広の人はいいな。普段のランチの選択肢にこんな美味いカレーがあるなんて。
帯広の街から本別町へ向かった。30キロちょっと。晴れてきたので高速ではなく下を行こう。帯広は渋滞一歩手前くらいのノロノロだったが、分かれ道の度に車は減っていき、いつしか誰もいなくなった。
誰もいないオレンジ色の田舎道。
これはあいみょんですな。
あいみょんメドレーをかけて、右手をマイクに見立てて歌いながら走った。
いやあ、最高最高。
オレンジ色がゆっくり紫色に変わっていく頃、本別町に到着した。
あっという間だったな。
ちょっと前の新聞でみた。本別町で寿司屋さんがビジネスホテルを開業したという話題だった。人口6千人ちょっとの町でビジネスホテルとはすごい。獣の直感でここは良いと思った。
とても居心地良い。
さて、予約していた源すしさんで晩飯を頂くこととしよう。混雑している。
あん肝。
激うま。
茶碗蒸し。
……これはやばかった。
今現在の美味いものランキング1位は自分で作ったキャンプ飯ダッチオーブンで作ったローストポークだったのだが、覆された。これが1位に躍り出た。
プリンか、いや生クリームなのか。一口ごとにため息が漏れる。
おまかせ握り。
本別産の牛握り。
芸術の域。寿司ってこんなに美味いのものだったとは。
店の雰囲気も良いし、地元の若者が大勢生き生きと働いているように見えた。来てよかったな。
そして食事の余韻に浸りながらすぐにホテルで眠れるってのが最高だ。ホテル付き寿司屋。新しいジャンルの楽しみ方だと思った。獣の直感に従って大正解。
さてと、次の目的地に向かおう。
