ここ数年、キャンプでの楽しみの一つである星空が見えにくくなっていた。
先月、眼鏡を新調するために眼鏡屋さんに行った。店のお姉さんに症状を話す。
星が見えにくくなってきて。
「わあ、ロマンチックですね〜」
ハッとした。
ついうっかり主訴を言ってしまったが、側から見ると、いい歳したおじさんが星をみたいからとか言って眼鏡屋さんに来たらちょっと引くだろう。夜運転しにくいとか言うんだった。
ついでに自転車に乗る時に眼鏡の上にかけられるサングラスも買った。
目を風や虫、ゴミなどから守るとサイクリングが飛躍的に楽になった。
これは初めてスポーツサイクルに乗った6月のタイム。約3時間。
9月、約2時間15分。サングラスで目を保護して走ると、同じなだらかな道50キロの走行タイムが45分くらい縮まった。疲れ方が全然違うし、新しい眼鏡で綺麗な景色が今までよりも見えやすいとテンションも上がる。自転車の種類が変わったのもあるだろうが、目が楽になった事により走行も格段に楽になったのは確かだ。
このような事からも、目は思っているより全身に影響を及ぼしているのかも知れない。
私は患者さんの治療をする際に、呼吸と同じく目のケアも重要視している。視界がクリアになると頭もスッキリして生活する効率が上がるはずである。
こんな風に目に五臓を配置する考え方もある。
手軽なセルフケアとしては、目と眉毛の間からこめかみに向って指を這わせると見つかる窪み、太陽というツボ。これをゆっくり押す。もしくはテーピングを貼ってみるのも面白い。
目の疲れが少し取れます。
皮膚を少し引っ張って、テーピングはあまり引っ張らないで貼る。
笑うとこんな感じでテーピングに皺が寄るとグッドです。