川島治療院 院長日記

江別市野幌町にある治療院です

感染性ギックリ腰

平日禁酒しての週末。患者様から塩水生ウニを頂いた。

これで日本酒を飲もう。

 

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さて、いただきまー…

 

「父ちゃん、ギックリ背中になったからテーピングしてー」と母ちゃん。

 

…なんだよ、いいところだったのに。

母ちゃんはたまにギックリ背中になる。いつも広背筋テープを貼れば良くなるし、生ウニが待っているので、たいして見もせずに広背筋テープを貼った。

 

「ん?何か違和感あるな。さっきより痛い気がする。」

 

何と。テープ剥がして、明日、シラフな時にもう一度やろう。治療はやはり飲みながらやるものではない。それにしても生ウニ美味かったです。ご馳走様でした!

 

 

翌朝。

シラフで母ちゃんと対峙する。

腰のくびれの左右差、鎖骨、肩甲骨の位置。

選択したテープは左腰方形筋、左菱形筋、左小胸筋。

テープを貼って、悪いものを浮かす。

浮かした上で、鍼をもって線を描く。シャッ!

明らかな仕留めた感。

「あ、いい感じ!」

 

以前、難しい症状で悩んでいる友達を紹介してくれた患者様に言われた言葉がある。

「先生、こういうの大好物でしょ」

ハッとした。

バレていたか。痛い人を目の前に不謹慎だが治療は楽しくもある。

 

 

この後キャンプ(前回ブログ)だったのだが、そんなに苦痛なく過ごせるだろう。

2泊3日のキャンプを楽しんだ後の撤収作業中に、ビキっ!!

ぐはっ!

 

奇しくも今度は私がなってしまった。

帰宅してから、あっ!とか、はうっ!とか動くたびに声が出てしまう。これはかなりヤバイ。

だんだん動けなくなるほどの痛みが出てきた。

 

痛む場所は母ちゃんとは違うが、同じ腰方形筋テープを中心に組み立てるといいだろう。

鍼で背骨を整えてもらい、左腰方形筋を貼ってから仙腸関節に貼ってもらった。

痛みは一気に八割くらい軽減した。

うわ〜、楽だ。

 

その後、苦痛なく御墓参りも出来たし、自転車にも20キロ程だが乗れた。顔を合わせた親戚の方々は私がギックリ腰をした直後とは思わなかっただろう。

 

この仕事してて良かったな、と思ったお盆休みだった。