色々なシチュエーションの飲み方があるが、なかなか地元では出来ない飲み方がある。
朝飲み。この夢は東京で叶えた。
あと一つ。蕎麦飲み。
蕎麦屋で粋に酒を飲む。時代物の小説やエッセイなどで蕎麦屋で酒を飲む描写があるのだが、それがたまらなく美味そうに感じる。
今日、それを叶えに札幌まで出てきた。
「酒とそば まるき」さん
札幌最古の蕎麦屋のランチタイムが落ち着いた昼下がり。
酒を頼んだ。
肴は蕎麦みそ。
いたわさ。
狸小路の賑やかな往来をぼんやり眺めながらチビチビ飲んだ。
燗酒に切り替え、蕎麦を頼んだ。
いやぁ、良いな〜
もりそば。
まずは酒の肴として何もつけないで頂く。
何とも素晴らしい蕎麦の香りが口の中に広がる。これは芸術だ。
酒と合う。
1/4ほど酒の肴にしてから
蕎麦つゆに薬味を全部入れて一気にすすった。
蕎麦湯で締める。
嗚呼、何とも満足な小一時間だった。こんな遊びがあるとはな。
また来よう。