ブラック企業も真っ青な40連勤後、久しぶりの休みを取ることにし、道東一人旅をする事にした。次女が受験近いので一人旅である。
まずは阿寒で鶴に会えるかな。
おお!デカい!美しい!
鶴。
白鳥。
本別町源寿司さんでランチ。
この激ウマ茶碗蒸しをなんとか自分で作れないだろうか。今度チャレンジしてみよう。
その後、鷲を探して色々なポイントを散策。
鷲には会えなかったが、美しい冬の道東ドライブを堪能した。
帯広に移動。
飲屋街をぶらぶら歩いて直感でいい店を選ぶ。
何件か当たりをつけて、あとはネットで調べて確認。
手羽先や唐揚げなど鶏料理が人気の「鶏彦」さんにしよう。
カウンターの奥に案内され、キンキンに冷えたビールがすぐに運ばれてきた。ぶっはー!いっぱい移動して喉カラカラだったので美味い!
イカゴロ醤油漬け。これは酒に合いそうだけど今日はやめておこう。
来た!名物の手羽先・一人前。何と16本。
これを口の周りを脂で光らせながら、一気にむさぼり食った。うん、店選び大成功。
ホテルに帰り、ドーミーイン名物夜鳴きそばを啜って就寝。
翌朝は豊頃町の大津海岸を目指した。ジュエリーアイスなるものが見てみたい。ネット情報だと、あまり数はないがすこだけならありそう。
氷点下18℃。これは寒い日だと江別でも体験出来るが、海風が加わると恐ろしいくらいの寒さになるようだ。寒いを通り越して痛い。
あった!これがジュエリーアイスか。
少ししかないけど十分綺麗。
幻想的な光景に寒さを忘れてシャッターを押しまくっていた。
この写真を撮った時に悲劇が襲う。
波が迫ってきているのがお分かり頂けるだろうか。
想定外の大波が押し寄せてきて、膝下までびしょ濡れになってしまった。靴は水浸し、濡れたズボンはみるみる硬くなって氷に変わっていった。
ここで寒さを思い出した。生命の危険を感じるほどに寒い…
急いで車に戻った。足と顔の感覚がない。
暖房をつけて暖まるのを待つ。濡れた靴下を脱ぎ、暖気に足を当てて回復を待った。
感覚が戻ってから替えの靴下を履く。靴下ってこんなに暖かかったんだぁ〜。ズボンの替えはない…。
本当は帯広まで戻ってインデアンカレー食ってから帰る予定だったが、このまま急いで自宅まで帰ろう。
途中、信号待ちしていると、若者に車をガン見された。ジープ好きなのかな。でもまさか、中のおっさんが上はダウンジャケット、下はパンツ一丁に靴下だけ履いて運転しているとは思ってもいないだろう。うふふ…。
なんとか無事に家まで到着し、今回の冒険を終えた。いい旅でした。