朝の散歩が気持ちいい季節になった。
お気に入りの錦山神社への散歩コースでは、綺麗な花が咲き始め、元気なリスが木々を走り回っているのを見ることができる。
定期的に母ちゃんにYNSAという鍼をしてもらって数ヶ月、身体に思わぬ変化が出てきた。
腕や首などの圧痛点を探って、それに応じる頭のポイントに鍼をすると、不思議な事に圧痛点が消える。その後、妙に頭がスッキリした感じになる。特別大きな不調がないのだが、だいたいいつも胸椎、脳幹、肝、胆、脾に圧痛がある。スッキリした頭がそれらを修復しているのだろうか。
私の場合、特に分かりやすい変化は手足に起こった。冬場になると毎年悩まされていたアカギレが、今シーズンは起こらなかった。手の潤いが全くなくなって、スーパーのナマモノを入れるビニール袋を開けられなくなって久しいのだが、それが割と出来るようになった。
50歳目前のおじさんのくせにキックボクシングを習って2ヶ月。自分でもビックリするくらい足の筋肉が急速につき、足を温める毛細血管が増えた気がする。足がとても温かい。写真では分かりづらいが、結構ムキムキになっていて、家族に驚かれている。
これはどういう事かというと、「脾」が手足を栄養しているのだと思う。
脾は四肢を司る。
年齢とともに弱り出した脾が、機能を大きく取り戻したのだろうか。
すごい。これは嬉しい誤算だ。
手前味噌だが鍼って素晴らしいと思う。
軽やかな足で散歩すると、自分の足よりも、花とかリスに気が向く。
母ちゃんに感謝すると同時に、これは負けられんなとも思った。
以上、個人的な感想でした。