朝晩冷え込むようになりましたね。
こんな季節の変わり目には、風邪をひいてしまう方も多いようです。
「風邪(ふうじゃ)」という邪気が肩甲骨の内側のツボから入り身体を侵すと、東洋医学では考えられています。
風邪のひき始めに背中がゾクゾクとした経験はあるのでは?あれは風邪(ふうじゃ)が侵入しようとしているサインかも知れませんね。
風邪をひきやすいという依頼の方をみますと、肩甲骨が本来あるべきポジションにない事があります。
風邪(ふうじゃ)が侵入するツボが広がっているとみます。
例えば左肩(肩甲骨、鎖骨)が上がっている場合。
こんな感じでツボが広がります。
ベーシック体幹「肩甲骨周辺の痛み」テープをして、菱形筋、小胸筋エクササイズをすると左肩が下がります。
そして風邪が入るツボを閉じるように鍼をすると、左肩周辺の症状が軽快するとともに、風邪の侵入路を防ぐ事ができます。
鍼とテーピングって相性良いと思います。
かつて年に5回以上は風邪の為休診。
正月前は必ずインフルエンザで長期休診。
流行り病はほぼ100%罹患して、笑いのネタとすらなっていた過去の私も、ここ5年間一度も風邪をひかなくなりました。
風邪の侵入路を意識して、ゾクゾクしたら、暑いシャワーをその部位にしばらく当てる事にしております。
あ、バカになったから風邪をひかなくなったのかも知れませんが。