「先生〜、胃が痛くてね。薬飲んでるんだけどなかなか治らないんです。また鍼してくれませんか。」
病院での診断名 : 神経性胃炎(ストレス性胃炎)
主訴 : 胃の痛み
その他の症状 : 声がかすれる、膝の力が抜ける
職業 : 中間管理職
にこやかな営業スマイルを絶やさない男性。
ちょっとだけチクッとするかも知れませんよ。
「ぶひひ。大の大人がチクッくらいで騒いだりしませんよ。どこからでもどうぞ。」
「いてえよ〜!!」
「いてえよ〜!いてえよ〜!」
(注)一般の方はこんな反応にはならないのでご安心下さい。鍼は小さな子供からお年寄りまでできる優しい施術です。
【鍼灸】脾経 胃経の調整、頭
【テーピング】
●ベーシック体幹「胃の痛み」→東洋医学的評価で胃痛は様々な分類がありますが、どのタイプにも効果が期待できます。
●ベーシック下肢「膝窩筋」
●オリジナルテープ「なめらかボイス」
「あー、胃がスーっとするわ。声も出しやすい。ありがとうございます。」
足の陽明胃経という経絡は、手の陽明大腸経http://kawashima-naoya-1203346.hatenablog.com/entry/2017/02/04/200320から連結し、顔を巡って、のど、胸、お腹、足へと行きます。
足で次の太陰脾経に連結します。
胃の不調はもちろんの事、経絡ラインに出た症状(今回の場合、声がかすれる、膝崩れ)へのアプローチも可能です。
内科系症状は病院での治療が基本だと思いますが、なかなか治らない場合は東洋医学を試してみるのもいいかも知れません。
ストレスからくるものは大変多く感じますが、全体をみて施術し、身体が楽になればストレスも軽減されるものだと思います。
この方もストレスに負けずに、中間管理職として組織の発展に尽力してもらいたいものです。