寒くなって冷え性の方には辛い季節になりました。
冷え性にも色々なタイプがあり、時には温熱刺激や身体を温める食べ物の摂りすぎによって症状が悪化している場合もあります。
のぼせる、イライラしやすい、顔が赤い。
しかし足は冷える。
こういう場合は要注意。
東洋医学の理論では気が上に昇ったり、下に降りたりして身体の正常な機能が発揮されます。
頭寒足熱(頭が冷たく足が暖かい)が健康状態ですが、逆転してしまっています。気が上に昇ったまま。頭が熱く、足が冷たい。
こういう場合、過度の温熱刺激により、気をさらに昇らせてしまう場合があります。
温熱刺激より気を降ろすやり方で改善する場合があります。
当院での施術の一例を紹介させて頂きます。
身体の歪みをみます。
肩が前に捻れているか、肩が上がってないか、首の可動域。
腹は捻れてないか、骨盤の左右の高さ、前捻はどうか。
刺さない鍼やテーピングを使って歪みの修正を行います。気と血液の通り道の確保。
足裏にテーピングします。
気と血に「こっちにおいでよ」と知らせるイメージです。
気を下に降ろすツボに鍼。
頭頂部の百会というツボあたり(個人的には左右にずれているポイントにすると効く気がする)に鍼をすると、ズーンと響き、気が下に降りてきます。
頭が軽くなり、足が温もると言われる場合が多いです。
他にも色々な気の動かし方があります。
冷えやのぼせにお困りの方は意外に多いと思います。鍼灸を試してみるのもありですよ!