今日は休診させて頂き、子供たちの運動会を見に行った。
6年生の長女にとっては最後の運動会。
長女は騎馬戦の大将と放送委員。次女はリレーの選手に選ばれたので、前から楽しみだった。
脳みそはスカスカだが運動が得意の次女は安定の活躍をした。ダウンジャケットが必要な程の寒さの中、半袖短パン、小麦色の肌の次女はとても頼もしい。
校舎の中から顔を出して実況中継をする長女には笑わせてもらった。
「赤速いぞ!白も頑張れ!爽やかな走りです!おっ、おーっ!!一着は赤ですー! か?」
ズコッ
「白組か、赤組か!?みなさん声援をお願いします!さあ、接戦だ!赤か白か、赤か…!おー、一着は蛍光緑でした!」
ズコッ
狙って言っているのか天然なのか不明だが観客にはウケてた(笑)
長女の騎馬戦は一緒に自宅練習した。
大抵上から覆い被さるようにして帽子を取ろうとしてくるはず。動きは「曲線」。
ボクシングの左ジャブは、プロですら当たる事を前提にして試合をする高速の技。動きは「直線」。
威力はないが帽子を取るだけなら充分。
相手の顔に当たらない様、力の方向を空に向けて「直線」。
手を掴まれた時の抜き技の練習も。
何度か動きの練習して、父ちゃんと対戦だ。
子供だからといって容赦せん。
いくぞ!
ぐはははー!この連撃が躱せるかー!
シャシャッ!
あ、あら…?
この人、本当に強いかも…
そして今日。
馬になってくれるお友達が凄い!パワフルで早い!
圧倒的じゃないか…
不意にグッと熱いものがこみ上げた。
運動が苦手で、運動会が嫌だと泣いていた長女が最後の最後でこんな大活躍を見せてくれるとは。
何だか非現実的なものを見ている様な気がした。
勝っても負けても、子供たちが頑張る姿をみるのはいいものですな。