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柔道整復師の今後に思う事

中体連、高体連を前にして、普段より多くの学生さんが来院されております。

捻挫して整形外科に行ったが、骨は何ともないと言われ湿布を貰った。だが歩くのもままならない程痛い。中体連に間に合うか?

この様な依頼が多いです。


決して整形外科を悪く言っているのではなく、現在の医療のシステムでは、骨折や脱臼よりも緊急性の低い捻挫などはじっくり診る時間が取れないのが現状だと思います。


こんな時に役に立てるのが、我々柔道整復師のはずです。

「骨折、脱臼の応急処置
捻挫、打撲、挫傷などの怪我」
の施術をするのが仕事で、健康保険が適応にもなります。(怪我以外は自費となります)

本来は、整形外科が少なかった時代に、配置されたのが柔道整復師だったのですが
今は整形外科はたくさんありますね。


専門学校で勉強するのは「骨折、脱臼についてがほとんど」だった気がします。
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でも実際には骨折や脱臼は滅多に来ないのですが…。

私も開業して8年目ですが、整復を必要とする骨折、脱臼は10回ちょっとだと思います。



あまり勉強出来なかった捻挫やギックリ腰については、卒後に休日を返上して何年も勉強してきました。


柔道整復師専門学校では骨折や脱臼の整復や固定がほとんど。
基礎医学もみっちり学びましたが、資格を取得して実戦に出てみると、それらの知識を使う事はあまりなく…


捻挫やギックリ腰を治せなくて悩む柔道整復師が多いのではないかと思います。

結果としてマッサージしか出来ない柔道整復師も出てくるのかも知れません。


思うのですが、時代のニーズを考えると、
骨折脱臼の知識ももちろん大切ですが、捻挫やスポーツ外傷、ギックリ腰のエキスパートになった方がいいのでは?
と個人的に思います。

整形外科では診られない小さな怪我もあとあと悪さをする場合が多いです。


骨折、脱臼中心の専門学校教育にではなく
捻挫やギックリ腰など、
時代のニーズに沿った教育をもっと多くした方が
柔道整復師が生き延びられる道が開けるのではと思うんです。


何かと風当たりが強い柔道整復師ですが、
整形外科といがみ合ったり、保身に走るのではなく、社会貢献出来るもっといい活路があるんじゃないかなと思ってしまいます。