すっかり秋が深まった10月中旬。
歌志内チロルの湯でトレーラー車中泊をした。
母ちゃん不在の為子供たちだけで。
ひとっ風呂浴びて、名物なんこ(馬の腸煮込み)で一杯。
ぶはーっ!
今週も頑張ったぜ。
湯上り女子の匂いが充満するトレーラー内で早々に眠りについてしまった。子供たちは夜更かししたらしい。
翌朝。
早起きして朝風呂、からの一人見知らぬ土地の探検。
気温6度。火照る身体に心地よい。
鹿が会いましたよ。
見知らぬ土地を散策するのが好きだ。
さて、子供たちも起きた事だし、次の目的地砂川のこども王国にいざ出発!
最高に気持ちの良い朝だ。
手漕ぎトロッコで移動して
アスレチック!
ふふ…まだまだ君達には負けぬ。
パワー、スピード、テクニック全てにおいてな!
おらー!
あ、あら…
6歳〜12歳ですって。
43歳の僕は遊んじゃダメのようです。
前に来た時は子供と一緒に遊んだんだが。
どちらかといえば、自分も率先して遊びたいほうなので残念だったが、子供たちは楽しそうだったので良しとしよう。
「ほら、スタッフのおじさんいなくなったから、父ちゃんもピョンピョンしな!」
子供たちの申し出は嬉しかったが、丁重に断った。父ちゃんは体重の重い大人であり子供の遊具で遊ぶのは良くないのだ。
秋の心地よい風が優しく頬を撫でた。潔く諦めた俺を慰めてくれるような風だった。
おわり。