許可を得て書かせて頂きます。(ご協力頂いた患者さんにはテーピング一巻かアイシングシートを差し上げます)
17歳男性。(全身調整)
陸上競技全道一位。
遠い高校から来てくれてありがとう(^^)
主訴 : 筋肉がほぐれない、マッサージすると痺れる、走る時の腰痛
一か月前の道外強化合宿で砂浜ダッシュした際に臀部に鋭い痛みを感じた。
その後、スポーツ専門整形外科、整骨院でマッサージやストレッチをするも改善せず、最近はマッサージすると太もも外側にシビレが走るようになり当院来院。
【鍼灸】胆の調整
【手技療法】伸びきった臀筋、太もも外側の皮膚修正、股関節周りの筋トレ
【テーピング】
アドバンス体幹「股関節亜脱臼」
エグゼクティブ体幹「鼠蹊部痛」
エグゼクティブ下肢「遠隔テープ 中臀筋」
【 その他アドバイス】
マッサージ、ストレッチを中止し、伸びきった筋肉のトレーニングに切り替える
鋼の筋肉は方向性を変えると全ての痛み、ほぐれない感を消しました。腰は触らなかったです。
この選手に限らず、とてもよくある症例です。
硬いと思いマッサージやストレッチ→筋肉弱化→痛みやパフォーマンス低下が生じる。
伸びきった筋肉をきちんと収縮出来るようしてあげた方が改善される場合もあります。
自覚症状で「硬い」と感じるのは、実は筋肉がきちんと収縮出来ていない事が多いです。
東洋医学的には「胆経」ラインが伸びています。
胆は「決断力」を司ります。
決断力の低下→跳躍に迷う
やはりこの様な症状もあったようです。
胆の調整はスポーツ選手や受験生のコンディショニングで喜ばれます。迷いなく力出せたと嬉しい声を聞く事もあります。…宣伝です(笑)
東洋医学やテーピングでご自身の治る力、本来の力を引き出せる場合があるかも知れません(^^)