水は地球に必須なもので、人にも必須なもの。
京都の宿の朝、ポットに入った水を頂いた。清水寺の水らしい。
体内に拡散吸収されていくのが分かった。
立て続けに二杯飲んだ。
雰囲気もあるのだろうが水をこんなに美味いと思った事はない。
まさに命の水。
水がないと生きていけないが、取りすぎて健康を害している場合もある。
京都の街は西洋人がとても多かった。観光地などは1/3西洋人といっても過言ではないだろう。
日本人よりもひと回りもふた回りも大きな体躯。皮膚は薄い色の体毛に覆われている。
半袖短パンの方が多い。
きっと日本人とは消化や暑さ寒さを処理する能力が根本的に違うのだろう。
西洋から入ってきた?1日に2リットル水を飲むという健康法は、西洋人には良いのかも知れないが湿度の高い日本に住む日本人には適していないかも知れない。
勉強会では体内に残った余分な水の処理を学んだ。いつもにも増して身体が楽になった。辛いわけではなかったが妙に楽になった。
つまり自分も余分な水分が多いのだ。
酒だな…。気をつけなきゃ。
現代は何だかんだ言っても過去の人類の歴史で例がない程安全で飽食の時代だろう。
そして身体をあまり使わないデスクワークが多い。
動かない→滞る。
流れの悪い身体で水が滞っての症状は思ったよりも多い。浮腫みとかばかりでなく、身体が疲れやすい、胃腸の不調、目眩、鼻炎、その他枚挙にいとまない。今流行りの花粉症なんかもその類のようだ。
楽になった身体は、自分の食生活、酒の飲み方を考え直そうと思わせるに十分だった。
施術にも活かしていこう。
水について深く考える旅であった。