雪が解け、春らしい日が多くなってきたな。
今日は気分がいいので屋外での収録だ。
御機嫌よう!
バイオレンスメソッドの時間だ!
今日は「外反母趾」(自費施術)の話をしたい。
これが正常な足の形だ。
これが外反母趾。
親指だけが外反していると思われがちだが、実は問題はその根本の中足骨にあるんだ。
中足骨が内側に離れて、さらに内側に回転して捻れているは分かるかな?
その結果として、行き場を無くした親指が外反してしまうんだな。
よくある外反母趾グッズ。
親指と人指し指の間に詰め物をしても、さらに中足骨は内側に離れてしまい、改善にはならないと俺は思う。
問題は何故こうなるかだ。
原因が分からないと根本的改善にはならないからな。
外反母趾の原因は諸説ある。
遺伝説、ハイヒール説など様々だ。
だが諸説あるなかでも、治療法も様々あるなかでも
解剖学、関節力学的に、
色んな角度から見ても外反母趾の改善に、ご自身で出来る有効な手段がある。
【前脛骨筋】を鍛える事だ。
【前脛骨筋】とは
歩くときに「つま先を挙げる」筋肉だ。
この筋肉は親指の根本についている。
これが弱ると親指の根本の中足骨はこうなってしまう。
外反母趾になってしまう方は、ペタペタ歩きの場合が多い。
つま先がしっかり上がってないんだ。
その結果、【前脛骨筋】が弱化して、中足骨が捻れてしまう。
つまり、つま先をしっかり上げて、踵から接地して歩く。
これで【前脛骨筋】がしっかり鍛えられるはずだ。
やってみてくれ。
……。
なかなかうまくいかないんじゃないかな?
では、踵だけついて後ろへ歩いてくれ。
……。
自然とつま先が上がるはずだ。
しばらく踵から後ろ歩きをしてから、普通に前に歩くと、さっきより歩きやすいんじゃないかな?
これは強制的につま先を上げて歩く事により、【前脛骨筋】に刺激が入り、脳と神経、筋肉がうまく繋がるんだと思う。
歩く事に自信がない方は、後ろ歩きも有効な手段だ。
転倒や障害物には気を付けてくれ。
ちょっとの工夫で上手く歩けるようになると俺は思う。
重い冬靴から開放され、軽い靴で正しく歩ける季節の到来だ。
ただ、春は変質者も多い。
くれぐれも気を付けてくr…