「たかが肩こりでみてもらうなんて…」って言われる事がある。
鍼灸にかかるのは、色々なところに行っても治らなかった場合とか、とんでもなく痛くなってしまった場合とかのイメージをお持ちの方も多いようだ。
それはそれで良いのだが、鍼灸の特徴の一つに「未病を癒す」というのがある。
肩こりの段階で鍼灸をするのもオススメだ。
肩こりは別の症状に変異していく事もある。
こりが痛みに変化したり、腕のシビレ、頭痛、耳鳴り、めまい、吐き気、目の症状、花粉症…あげればきりがない程ある。これらの施術をするとき、肩こりを緩和させる様な方向でいくとメインの症状を半分くらい削れる場合がある。
つまり肩こりは未病の段階と考えられるかも知れない。
レントゲンとかMRIでなくても、体表から読み取れる情報もとても多い。
「気」の状態を体表から読み取る。
超能力的なものではなく、誰でも見えるところをみる。皮膚の状態、蛍光灯でできる印影の左右差、不自然な皮膚の流れ、色の変化、つっぱり、シワ、シミ…これらをみながら、鍼をしたり、当院ではテーピングを使ったりする。
肩こりが楽になったら色々快適になるようだ。
たかが肩こり、されど肩こり
かも知れない。