昔、水戸に住んでいたばあちゃんを訪ねると、必ず蓮根のきんぴらを作ってくれた。
甘辛く味付けされたシャキシャキの蓮根がとても大好きだった。
東洋医学で考えると蓮根には、肺を潤す作用とか、こもった熱を冷ます作用とか、胃腸を丈夫にする作用とかがある。
肺は乾燥に弱い臓器で、潤いを好む。こんなご時世、肺によい養分を補給して肺をサポートしてあげるといいかも知れない。
【居酒屋父ちゃんレシピ 蓮根のきんぴら】
①繊維に沿って切った蓮根を酢水に5分ほど浸ける。
②熱したフライパンに油を広げて蓮根を炒める
③酒を入れる(蓮根の下に酒がたまるくらい)
④肺を元気にする辛味-輪切り唐辛子を少々、酒の1/3くらいのみりん、醤油、砂糖を入れ、水分がなくなるまで炒め煮する。
⑤ゴマを散らして完成!とても簡単!
酒にはもちろん、ご飯にも合う。家族も喜んで食べる。
ばあちゃんは蓮根を輪切りにしていたが、私は繊維に沿って切る。この方がシャキシャキっぷりがアップして美味いと思う。
味はばあちゃんが作ってくれたのとそっくりだ!継承できたかなー