冴えないサラリーマン K
チクショウ、部長の馬鹿野郎。
なんだって俺ばかり怒られるんだよ。
家に帰っても母ちゃんにイジワルされるし、飲むしかねぇ。
3時間後。
うぇへへへ。
今日は母ちゃんにガツンと言ってやるぜ。
俺の真の力を見せてやる。ぐへへ…。
おらー!けえったぞ…
「おっと、会心の一撃が出ちまった。
まあ、瞳孔は開いてないから大丈夫だな。」
「整復してやろう。」
「セロハンテープで固定して…これでよし。」
会社でも怒られてばかり、家庭でも怒られてばかり
ストレスに耐えながらも健気に生きる冴えないサラリーマンK。
ストレスのはけ口をお酒に求めるのは心配ですが、なんか応援したくなりますね。
複雑化した社会に生きる現代人。ストレス過多の日々を過ごす方も多いのでは。
「病は気から」という言葉があるように、特定の気持ちをずっと持ち続けるのは病気の原因になると、東洋医学では考えられています。
怒、喜、思、憂、悲、恐、驚。
これら気持ち(感情)を七情といい、五臓と密接に関係しております。
ずっとイライラしっぱなしだと「肝」が、クヨクヨ思い悩んでいると「脾」の機能が失調していく事になります。
健康的なのはこの七情がバランスよくある状態のようです。
腹が立ったら怒り、楽しい事があったら笑い、悲しかったら泣く。小さな子供を想像すると良いかも知れません。泣いたり笑ったり感情が豊かですよね。
しかし大人は実際問題難しい。
心が動く環境にいられない場合が多いかと。そんな時は文明の利器スマホを使うのもありと思います。
笑える動画をみて笑ったり、泣ける映画をみて泣いたり、感動する音楽聴いたり、ウォーキングデッドを観てハラハラドキドキしたり…
サラリーマンKの様に酒に飲まれるよりも良いかも知れません。