西洋医学
それぞれの治療観点の違いをみてみましょう。
病気や痛みが出たらどうでしょう。
西洋医学では薬で毒を以て毒を制する方法や、手術で対処します。
東洋医学では鍼灸や漢方薬を以て、自然治癒力(正気)を高めて、ご自身が邪気をはねのけられる様お手伝いをします。
人類の叡智。どちらもとても素晴らしいですね。
では、病気の判断方法の違いはどうでしょう。
西洋医学では検査値や画像(レントゲンなど)で、正常値から外れていたり、画像に問題があったら、その問題を除去する治療をします。
東洋医学ではそもそも正常値という考えはありません。
季節の変化や生活環境によって身体は常に変化するもの。
気、血の滞りにより不調をきたす。
レントゲンやMRIでは異常ないって言われたけど痛いのよねー。
病気じゃないって言われたけど、手足が冷えるし、なんか不調なのよねー。
東洋医学はこういった場合に力を発揮できると思います。
数年前、軽い脳梗塞で入院した母ちゃん。1か月後には飲み会で乱痴気騒ぎ。
西洋医学すげーと思いました。
数年間苦しんだ目の疾患。大好きな読書ができない。という主訴の患者さん。
鍼灸であっけなく改善。
東洋医学すげーと思いました。