子供達の授業参観に行ってきた。
我が母校。
社会の授業で昔の道具「せんたくいた」についてプレゼンする次女。
目が合うとニヤニヤ。
恥ずかしそうにしながらも、やりきった次女を誇らしく思った。
長女。六年生を送る会の練習だった。
六年生側の出し物の司会を務める長女。
見たことある人は分かると思うが、長女がマイクを持つと大変盛り上がる。
大人相手にも物怖じゼロ、潔いクレイジーっぷり、キレッキレのアドリブ。
面白い。
親バカかも知れないが、 彼女の特殊能力だと思っていた。
一回セミナーをやると一年寿命が縮む私の子供とは思えない。
そんな長女が、筋書き通りの司会をしていた。
「なっちゃん、どうしちゃったの?」
「なんか変わった?」
そんな声も聞こえてきた。
中学生から真面目になるらしい。
なんか寂しいな。
母校で長女の年頃の自分を思い出してみた。
先生の似顔絵とかを描いて授業中に回す。
プププッと笑いをこらえる友の笑顔を見るのに生き甲斐を感じていた。
中学も高校も。大学も。
そして治療家となった今も。
今はネットがあるから多くの人に見てもらえる。
小学生から何も変わっていない。
きっと人は本質的には変わらないのだ。
長女には、少しは真面目に!と日頃言っていたが、真面目になられると寂しい気になった。
ちょっと前までこんなだったのに。
でも本質的には変わらないはずだ。
本質的には面白キャラだから、人を笑わせて元気にする才能も生かしつつ中学生活を楽しんで欲しいと思った。