当院では刺さない鍼や伸縮テーピングを使った皮膚のみを操作するソフトな施術をしております。
いつも皮膚って不思議だなって思います。
例えば同じテーピングをしても、人によって、ヒンヤリするとか、暖かいとか、全く別の事を言われる事があります。
これは皮膚が高度な情報処理能力を持っていて、その人に必要な変化を起こしているように感じます。
まるで皮膚自身がが考えているような。
体表の陰影やシワの左右差。それら体表から呼ばれる箇所にテーピングをしていくと、それはいつしかアートと言ってもいい作品のようになります。
施術が上手くいった時は、おお!カッコいい!と思います。
………。
この女性は学校で寝てても、先生にバレないかも知れませんね。ジャージの襟が巻き込まれているのも顔のインパクトできっと気付かれません。
実は鼻の下に貼ってあるテーピングが効いています。
当時(1年くらい前)、この女性は鼻風邪をひいていて、鼻のかみすぎで鼻下が荒れており、テーピングを貼るとスースーして気持ちいいと話されていました。
以来、女性は鼻風邪をひくと早い段階で自らこのテーピングをしています。
この画像でも鼻下にテーピングをしていますね。
いつも黒いテーピングを選択するのは謎ですが。
皮膚って色々な可能性を秘めているのだと思います。さらに研究していきたいです。