鍼灸を語る上で最も重要かつ難解なものは「気」に関する事です。

 

現代人は見えないものや数値化されていないものを理解するのが苦手だと思います。

しかし日常の中で「気」という文字はたくさん使われています。

元気、病気、やる気、殺気、生意気…

実にたくさんあります。

 

 

こちらの画像をご覧ください。

 

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楽しそうな少年少女ですね。

朗らかな「気」分になります。

 

ほんのわずかに細工すると…

 

 

 

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一気に微妙な雰囲「気」になりましたね。

 

このように現代人も知らず知らずに「気」という概念を基にした言葉を使って生活しています。数値化出来ないもの表現する時、「気」という言葉をよく使っているようです。

 

もう一例。

最先端の科学技術を持って、遺体の新鮮な部分を繋ぎ合わせ、脳に血流が行き届くようにし、心臓を機械で動かす。

それでも人は生き返らないと思います。

何かが足りない。

その足りないものが「気」かも知れません。

 

万が一、フランケンとかゾンビ系の方がいらしても「気」が流れていないと思うので鍼は効かないでしょう。

 

  

東洋医学では人体には「気」「血」「津液(体液)」が循環していると考えられております。
血と体液は見えますが「気」は見えません。

「気」は見えないけど必須な何か。

 

古代人は数千年の試行錯誤で見えない「気」の循環ルートを体系付け、超能力者でなくても、鍼灸を持ってすれば誰でも「気」を調整出来るシステムを開発しました。

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数値化や医学的根拠(エビデンス)も大切ですが、「気」という概念を持って身体をみてみると新たな発見があるかも知れません。