なかなかとっつきにくい東洋医学。なるべく専門用語を使わずに書いていきたいと思います。
「陰」と「陽」
あらゆるものを陰と陽に分け、対立するものとしました。
昼は陽。夜は陰。
背中が陽。お腹は陰。
男は陽。女は陰。
陰と陽とがお互いにバランスをとりながら存在しています。
人間の身体にも陰陽があり、うまくバランスをとって健康を保っています。
例えば、暑い日は汗をかいて身体を冷やし、寒い日は汗腺を閉じて熱が逃げない様にします。
また陽の中にも陰があり、陰の中にも陽があり、「絶えず動いて変化」します。
これは暮らしの中にも生かせる考え方だと思います。
何かに失敗してブルーな気分の時でも、そこで得た教訓から成長するチャンスと考える。
順風満帆な時でも必ず落ち目(盛者必衰)が来る時があるだろうから、謙虚な気持ちを忘れないようにする。
など、陰にも陽にもどっぷり浸かる事なく「絶えず動いて変化する」と考えると少し心が楽かも知れません。
当院では陰陽てい鍼という刺さない鍼で、お身体のバランスをとるお手伝いをさせていただいております。