鍼とテーピング

テーピングって怪我に使うものと思われがちですが、実は様々な症状に対応できます。

貼ることによって生じるほんの僅かな皮膚の流れの変化で大きな症状を改善できる場合もあります。

 

発生学で考えると「脳」と「皮膚」は出どころが一緒の兄弟であり、個人的に皮膚へのアプローチは重要だと考えております。

 

『耳鳴り、耳が詰まった感じ、難聴。』

臨床上多く見られる疾患ですが、攻略が難しいものの一つだと思います。

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よく観察すると矢印の部分の皮膚に不自然な皺が寄ってる事が多いです。 

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三焦経「耳門」

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小腸経「聴宮」

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胆経「聴会」

耳に関係ありそうなツボ達が、皺に埋めらてしまっているのを何とかしたら良いと思いました。

 

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頭蓋と筋肉は大まかにこんな感じです。

試行錯誤の結果…

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 この方向に力が働く様にテーピングを貼ると皺が減ります。経絡の流れが良くなる気がします。

耳鳴りの改善がかなり早まりました。色々なタイプの耳鳴りに対処できています。

貼り方はとても簡単なので、セルフケアとして患者さんにご自宅でもやって頂いております。

 

経絡の流れを調整する鍼と皮膚の流れを調整するテーピングは意外だけど、すごくマッチすると思います。