許可を得て書きます。
(症例発表に協力して頂いた方にはテーピングかアイシングシートを差し上げます)
47歳女性(全身調整)
主訴 : 空咳
2週間前にインフルエンザA型に罹患し3日高熱で寝込み、熱が下がった今も空咳が止まらない。
薬も効かない。
問診中も空咳が止まらない状態。
【鍼灸】 肺経の調整
【テーピング】
●ベーシック上肢「喘息」
明日セミナーでやります。
横隔膜を整えます。
痰が絡む咳は別のアプローチが必要です。
●ベーシック体幹「小胸筋変形バージョン」
胸の筋肉が咳で疲れてます。
副作用でバストアップします。
ピタリと空咳が止まりました。
どのように見立てて施術したかと言いますと…
まず風邪(ふうじゃ)が背中から侵入。
背中がゾクゾクする…
そして手の太陰肺経に侵入。
今年の風邪(ふうじゃ)は横隔膜で暴れる傾向にある気がする。
「ぐへへ!ぶっ壊したるわー!」
横隔膜で散々大暴れした後、自然治癒力で風邪は死滅。
「ひでぶ!」
身体に平和が訪れたが、肺はクタクタ。横隔膜はボロボロ。
身体は「咳」という刺激でボロボロの横隔膜を正そうと頑張る。
なかなか横隔膜は整わない。身体はさらに「咳」で頑張る。
という状態 と感じました。
いずれ自然治癒力で治るのかも知れませんが、咳が止まらないというのはとても辛いですよね。
鍼灸やテーピングでご自身の自然治癒力を高めるお手伝いが出来る場合もあります。