全身治療をしていると、主訴とは違う症状を持っておられる方が多いです。
意外に多く感じるのは、のぼせ。
何だか頭がのぼせている気がする。ぼーっとする。
手足は冷たいのに、頭とか顔は火照る気がする。
目がショボショボする。
声がかすれる。出しづらい。
女性だと生理の時に何故か下痢になるという訴えもありました。
頭を実際見てみますと、赤くなっていたり、ブヨブヨしていたりします。
東洋医学的に、気や血が身体の上の方に滞っているとも考えられます。
様々な原因が見られますが、とりあえずの対処法を紹介してみたいと思います。
百会(ひゃくえ)
両耳のラインを結んで、鼻から真っ直ぐいった、丁度頭の真ん中にあります。
画像の方は百会から三本毛が生えてるようです。
場所は個人差がありますが、大抵ちょっと凹んでいる事が多いです。
ブヨブヨしてしまっている方は分かりやすいかも知れません。
ここを軽く押します。
ツーンと何とも言えない感覚です。
のぼせてしまっている方は気持ち良いと思います。
さらに
上に滞っている気や血が下に降り、余計な邪気は抜けていくイメージを持つと良いかも知れません。(気持ち悪い画像になってしまいました~_~;)
指ではなく尖がった金属などで刺激するのも有効です。
東洋医学的ではありませんが、頭頂部をアイスパックなどで冷やすのも対症療法として有効だと思います。
気持ち良いです。
ストレスやイライラが溜まってしまって、のぼせている場合は、梅干しや酢の物などを摂るのも良いかと思います。
怒りが肝(西洋医学の肝臓とは若干ニュアンスが違います)を傷つけている場合、肝を元気にしてあげる必要があります。
摂りすぎ注意ですが、酸っぱい食べ物は肝を元気にします。
色々な症状がありますが、軽減させるであろう自己対処方も色々あります。