スポーツイベントシーズンの5、6月は怪我をして来院される学生さんが大変多いです。
足首の捻挫が一番多いようですが、痛める箇所は様々です。
捻挫は明らかにグキッと捻るので、ご本人も怪我と認識して対処すると思うのですが、軽度の肉離れをただの筋肉痛と勘違いされている場合が多いと感じます。
筋肉痛と思いストレッチやマッサージをガンガンやって悪化したという話も聞きます。
筋肉痛と肉離れの見分け方は簡単な方法として2つあります。
一つ目は「筋肉痛は筋肉全体が痛む、肉離れは筋肉の局所が痛む」
二つ目は 「肉離れが起こりやすい部位を知ること」
だと思います。
肉離れが起こりやすい部位は
太もも裏
ふくらはぎ
太もも表
内もも
肉離れは捻れを治したら大きく改善するとは違って、組織の修復までにしっかり固定して治す必要があります。
これらの部位に局所的に痛みを感じたら早めにご相談下さい。
肉離れはどこの筋肉にも起こり得ますが好発部位を知っておくと良いかも知れません。
この時期は花粉症での肋間筋の肉離れも多いです。
深呼吸や咳をしたとき、身体を捻った時に肋骨が痛む場合は肋間筋の肉離れの可能性もあります。
肉離れは健康保険適応ですのでお早めに対処するのがオススメです!