治療家が生活していく為には患者さんに来てもらわないといけないのですが、「治療技術」で来てもらうのではなく、「違うアプローチ」で患者さんに来てもらうようにする集客セミナーや治療家コンサルティング業者さんが最近急増している気がします。
その「違うアプローチ」が売りのようなので、中身は分かりません。
悪いと言っている訳ではないのですが…
【繁盛院は「治療技術」ではありません!】
みたいな事が書いてある事もあります。
【治療技術のない卒業したての先生が繁盛院を!】
みたいなものもありました。
色んな事を考える人がいてスゴイなあと思います。
でも治療技術がないのに、わんさか患者さんが集まるなら、私だったら一週間でノイローゼになりそうです(~_~;)
大体、集客という言葉は適切なのでしょうか…
痛くて困ってる人だと思うのですが…
我々の業界の強烈な広告制限(微妙な点もある気がしますが…)がある理由の一つに
痛くて困ってるが故に、それを何とかしたいという欲求は、他の商品に対する欲求よりも強い
〇〇が治ります!などの過剰な広告から患者さんを守る為に広告制限がある
というのがあります。
原始的かも知れませんが、痛くて困っている患者さんを何とかしたいという気持ちで、地道に勉強して治療技術を高め、「口コミ」で患者さんを増やしていくのが、遠回りそうだけど一番じゃないかなと私は思っております。
目先の売り上げより地道な勉強の方が、堅牢な治療院になると思います。